2012年9月24日月曜日
クソ鯖と芭蕉
最近のMAG事情について。
近頃のMAG界を席巻しているのは、ベイラーでもレーヴンでもなく「クソ鯖」である。
これまで「最近ラグいよなぁ」とか「うわぁカクカクするぅぅぅ」など、試合中に思うことはあったのだが、この「クソ鯖」はそんな生易しいものではない。
ほぼすべてのプレイヤーが瞬間移動を駆使し、問答無用に時が止められ、次に時が動き出した瞬間にはもう死んでいる、なんていう恐怖世界である。
プレイ人口の減少が顕著になりつつあったMAGにおいて、この「クソ鯖」の発生はさらなる人口減少に拍車をかける要因になっている。
日本人のコアタイムである22時~24時の制圧作戦において、各勢力1中隊ずつしか回っていない…なんていう日も珍しくない。
自分の中隊の試合が始まるのを何分も待ち、始まった試合が「クソ鯖」、この時のガッカリ感は察してもらえるはずだ。
言っておきたいのだが、「クソ鯖」でのプレイは普段とは違う異空間での試合になるので、初体験のときは楽しい。ボクも爆笑しながらプレイした。
とはいえ、試合にならないので何度も何度もやるもんじゃない。
早くメンテナンスをしてこの問題を改善してほしいのだが、開発元のZipperちゃんが閉鎖しているのでどうにもならないのだろう。(SCEAがメンテナンスする義務があるんじゃないかと思うが、オンラインゲームでのスタンダードを知らないので何とも言えない)
MAGが面白いゲームなのは間違いないのだが、普通にプレイするという前提が崩壊していてはどうしようもない。
かの俳人・松尾芭蕉が詠んだ句に、このような有名な句がある。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
芭蕉の一句が、この廃人の身に染みるのだ。
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